◇確認日時
2011年10月14日(金)
◇場所
鎌倉市稲村ガ崎
タイマイ死亡確認。若年個体のため性別不明。
標準直甲長 52.6cm/標準直甲幅 40.4cm
甲が一部剥離し、体は膨張しているものの腐敗しておらず、死亡してから比較的時間が経っていない様子。小型のフジツボが多数付着。
南方種であるタイマイの漂着は相模湾では珍しい。若年個体であったことより黒潮に流されて迷いこんできたのかもしれないが、実際は不明。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。