みなさんこんにちは!八巻です。
今回はあすから熊野灘で深海生物採集をおこなう予定で、三重大学大学院生物資源学研究科 附属練習船「勢水丸」に乗船しています。
今回乗っている勢水丸は、私が“えのすい”に入ったばかりのころに一度乗船して以来、約4年ぶりの乗船になります。今回は初乗船の黒川トリーターも一緒です。
きょうは船に乗船するための移動日で、一日中トラックを運転してきました!
わざわざトラックで!?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近は鹿児島に行ったり広島に行ったり、私たちが練習船に乗船する際、トラックで移動する方法をとっています。というのも、トラックで移動するメリットがたくさんあるからです。
このようにメリットだらけなトラックでの移動。唯一のデメリットがあると知れば、運転が大変ということでしょうか・・・ その点は、休憩をはさみながらトリーターが交代して運転をしています。しかし、私は車の運転が大好きなので、長距離であっても全くストレスなく運転することができます!
最近は鹿児島、広島と続いていたので、三重はむしろ近くて物足りなく感じたくらいです (笑
きょうは船内に宿泊し、あすは9時頃出港です!
今回もたくさんの成果を持ち帰れるように頑張ります!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
三重大学大学院生物資源学研究科 附属練習船「勢水丸」(三重大学)での北里大学海洋生命科学部の乗船実習