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研究発表

アオウミガメの図形認識能力について

2016年01月 第60回 水族館技術者研究会 研究発表(日本動物園水族館協会)
佐野 真奈美 ・ 北嶋 円 ・ 戸倉 徹 ・ 植田 育男 ・ 櫻井 徹



アオウミガメの図形認識能力について

○佐野 真奈美 ・ 北嶋 円 ・ 戸倉 徹 ・ 植田 育男 ・ 櫻井 徹
新江ノ島水族館

[要旨] ウミガメ類において,視覚認知能力に関する知見は少ない.そこで,アオウミガメの図形認識能力の有無を明らかにするため,以下の実験を行った.
被検個体は2013年に新江ノ島水族館で孵化したアオウミガメ5個体を用いた.
円,三角,横長方形,縦長方形の赤色の図形が描かれたアクリル板を用意し,事前訓練として丸のアクリル板に吻先がタッチしたら餌を与え,丸を正の条件性強化刺激とした後,被検個体を実験区画に移動させた.
実験は2名以上で行い,実験者Aが提示装置に円ともう一つの異なる図形を左右水平に2枚並べて水中に提示した(図形の提示順と左右の配置順は乱数計算で算出).
実験者Bは提示装置から240cm離れた開始位置に被検個体を容器に入れて保定し,水中に図形が提示された時点で,保定を解いた.
提示された2枚の図形のうち,被検個体が円のアクリル板にタッチしたら餌を与え,再び容器に収容し,開始位置に戻した.円以外の図形にタッチした場合は,餌を与えることなく容器に収容し,開始位置に戻した.保定解除から再び保定までを1試行とし,10試行を1セットとして,1個体あたり10セット実施した.
上記実験終了後,供試図形面積の差の影響を検証するため,全ての図形の面積を10cm2に統一し,再度同じ方法で実験を行った.
実験の結果,面積が異なる図形の場合での平均正解率は,三角80.0%,横長方形97.9%,縦長方形96.8%であった.
一方,面積を統一した図形の場合では,平均正解率は,三角80.0%,横長方形88.4%,縦長方形83.8%であった.
別の動物種で実施された先行研究に従って,帰無仮説を「無作為に選択している」,対立仮説を「図形を認識し選択している」として二項分布に従うと,74.2%(p <0.01)以上であれば,図形を識別できると判断できる.
今回の結果では,平均正解率が74.2%以上とは,図形面積とは無関係を意味する.従って,アオウミガメには本実験で用いた図形の認識能力が存在するものと考えられる.

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