ギンカクラゲ海岸を歩くとき、私たち魚類トリーターはたいてい、目を皿のようにして下を向いて歩いています。
ここ最近、私は頻繁に砂浜を歩いています。
探し物は、打ち上げられたクラゲです。
しかも、打ち上がってからあまり時間が経過していない、水に戻せば復活して展示できるもの!
きょうはギンカクラゲをたくさん拾うことができましたが、展示にはつながりませんでした。
カツオノエボシがいることもあります。
海側から風が吹いているときが狙い目です。
「下を向ういて♪ 歩こおおう♪
Hu hu hu hu Hu hu hu ・・・・・・」
歩きながら、つい、頭の中でこんな替え歌を歌ってしまいます。
たとえ探し物が見つからない日でも、出掛ければ、とてもきれいな風景に出会うことができます。
そして、上を向くと、そこには完璧な美しさの空があって、心の針が振れるのを感じます。
心が錆びついて、針が動かなくならないように、心の柔軟体操は必要だと思っています。