あしたからいよいよ師走です。
早いもので 2016年も残すところ 1か月となりました。みなさんは 2016年、どんな年だったでしょうか? 一足早いですが振り返ってみたいと思います。
今年、何をやっていたかを思い出すために担当個体の飼育記録を見返してみることにしました。
ちなみにちょうど去年の今頃の担当個体の状況は以下のようなものでした。
オキゴンドウ「セーラー」
ロケットライダーのトレーニングのため、ゲートの脇で足を押し上げる練習中。お客さまからはいったい何のトレーニングか不思議がられる。
バンドウイルカ「パル」
採血が落ち着いてきたため、他の担当者への引継ぎをし始める。
カマイルカ「セブン」
落ち着かないことが多く、毎日実施している体温測定ができる日とできない日の波がある。
以上のことを踏まえて今年の担当個体はどうだったか振り返ってみると
オキゴンドウ「セーラー」
夏休み前にロケットライダー完成。現在「きずな/kizuna」にて実施中。
バンドウイルカ「パル」
採血の引継ぎ終了し、私以外の担当者でも採血ができるようになる。
カマイルカ「セブン」
計測用のメジャーを克服し昨年できなかった、体長と胴回りの測定ができるようになる。
嬉しいことにといずれの個体も昨年より、できることが増えていて、これは私たちトリーターとの信頼関係が深まっている証拠だといえます。特にカマイルカの「セブン」は計測用のメジャーを必要以上に怖がっていたので、そんなメジャーを身体に添わせて体長や胴回りを計測させてくれて本当に嬉しかったです。
ただまだまだ体長、胴回り測定は安定していません。今後もっと信頼関係を深めて、来年の今頃のトリーター日誌には
カマイルカ「セブン」
安定して体長、胴回り測定ができるようになる。
と書けるように来年も動物たちのことを理解し、よりしっかりとした信頼関係を築き上げてていきたいです。