いよいよ 2016年も残すところ、あと一日ですね!
今週は新年をまたぎますので、2017年の酉年にまつわる魚をご紹介いたします。
ツバメウオ(じゃぶじゃぶ池、大水槽、キッズ水槽)
背びれと臀びれの広がっている体形がツバメの羽を広げているようすに似ていることからこの名がつきました。幼魚は枯葉に擬態し、漁港などの水面付近を泳いでいることが多いです。幼魚はキッズ水槽に展示していますよ。
ジャブジャブ池に展示している 3匹のツバメウオは過去、酷い病気にかかりましたが見事完治し、元気に過ごしております。人懐っこい性質が多いのか、手から餌を食べたり、優しく触ったりできます。
タカノハダイ(岩礁水槽、大水槽)
オレンジと白の横縞模様が鷹の羽を並べたように見えることからこの名がつきました。胸鰭の先端が細長く伸びており、これで海藻や岩にしっかりと体を支えることが出来ます。
大水槽でおこなっているショー、「うおゴコロ」では「キャンディ」という名のタカノハダイが活躍しています。キャンディのその日の気分によりますが、ダイバーの手の平にちょこんと乗る姿が愛らしいです。
スズメダイの仲間(館内各所)
スズメダイ、シマスズメダイ、ソラスズメダイ、ナガサキスズメダイ、デバスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、ネッタイスズメ、シリキルリスズメダイ、ルリスズメダイなどが館内各所の水槽に展示しています。
小さくてスズメのように群れることからこの名がつきましたが、ほとんどの種が喧嘩っ早いです。おすすめは大水槽にいるソラスズメダイです。
この種は採集したり釣り上げたりすると体色が黒ずんでしまうことが多いのですが、現在大水槽にいるソラスズメダイは本来の爽やかな青色を保っている個体が多くきれいですよ!
小さくてなかなか間近で観察できないので、ぜひ大水槽ショー「フィンズ」でリクエストしてくださいね!