“えのすい”のフンボルトペンギン「ムーン」と交換をおこない、8月 30日にアクアワールド大洗水族館から 3歳の雄のペンギンが“えのすい”に仲間入りしました。
日本の水族館・動物園では、多くのフンボルトペンギンが繁殖し数が増えています。
しかし、同じ水族館内で増やしていくと、どんどん兄弟が増えていってしまい、長期的に繁殖を続けていくことが難しくなります。
なので、このように、他の水族館や動物園と交換をして、違う家系を取り入れることにより、繁殖を続けていくことができます。
私は交換という形で仲間が増えるのを経験するのは「ホワイト」と「マーチ」と今回で 3羽目です。
“えのすい”で生まれたペンギンたちは小さいころから見ているので、なんとなく行動が読めたり、性格的なことも分かりますが、違う環境で育ってきたペンギンたちに初めて会うときは、少し緊張します。
何が怖くて、嫌いで、何が好きで、安心するのか、少しずつ観察して分かっていきます。
餌は初日から徐々に食べる量が増えてきました。
今までアクアワールド大洗水族館では、水中で浮いている魚を食べることが多かったようで、最初の頃はプールの中で食べていましたが、ここ 2日くらいは陸上の座っているトリーターの近くでも魚を食べてくれるようになりました。
少しずつ環境に、私たちに慣れていってもらえるように、まだまだ試行錯誤は続きます。
近々の問題は名前をつける!かもしれませんが。。。
ペンギンに分かりやすく、みなさまに愛着をもっていただけるような名前を現在考えています。
決定したらまた、お知らせします。
“えのすい”の新しい仲間にぜひ会いにきてください。
[フンボルトペンギン「ムーン」移動のご報告]