2006年09月13日

ノースフィジー海盆、マヌス海盆(6)きょうも待機

  • 期間:2006年9月6日〜 2006年10月5日
  • 場所:ノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)
  • 目的:熱水生物調査・採集
  • 担当:三宅


きょうも待機でした。
風が強く、船は少し揺れています。
きのうは船から 3マイルほど離れたところに竜巻あり、海面と海上の雲を一本の竜巻がつないでいました。
そらから魚が降ってこないか期待していましたが、降って来ませんでした。
あすは潜れそうです。

海況がよく、生物がたくさんとれることを祈っています。

[きょうの写真]
船のお風呂です。
ここのお風呂はシャワーが 3つ、湯船が 1つあります。湯船は水を一杯に張ると案外深いです。どっぷりつかるとおなかに水圧を感じます。
また、基本的には着岸しているときは真水ですが、出港してしまうと貴重な真水を使わずに、海水のお風呂になります。

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

グアム出港〜PNGマヌス海盆〜ノースフィジー海盆〜フィジー下船
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK06-13「よこすか/しんかい6500」によるノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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