2006年10月13日

能登島(1)乗船前夜 / 小谷野

  • 期間:2006年10月12日〜 2006年10月14日
  • 場所:能登島
  • 目的:エチゼンクラゲ採集
  • 担当:植田 ・ 小谷野


エチゼンクラゲを採集すべく夜どおしトラックを走らせ、10時間かけてやっと能登島に着きました!(ただし運転したのはほとんど植田さん。わたしは助手席でウトウトしていました。なにか寝言をいっていたそうです。)

本日はまず桟橋からクラゲを探しました。
カブトクラゲの大群が岸壁に打ち寄せてきています。こんな大群を私は見たことがなかったので、大興奮!!
睡眠不足でしたが精神を集中させてカブトクラゲをすくい、あまりにがんばったためか頭がぼうっとし、立ちくらみがしました。

本日のお宿では、植田さんとあす出会うであろうエチゼンクラゲに乾杯しました。
写真は今夜の夕食、新鮮な魚介類の船盛りです!

あすは大敷定置網の船に乗せていただきます。
私はちゃんとエチゼンクラゲを採集することができるのでしょうか。
ちょっと不安な乗船前夜です。

カブトクラゲ採集カブトクラゲ採集

魚介類の船盛り魚介類の船盛り

クラゲファンタジーホール

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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