2007年04月25日

相模湾~小笠原(10)唐亀、大地に立つ!であります。 / 唐亀

  • 期間:2007年4月15日~ 2007年4月30日
  • 場所:相模湾~小笠原
  • 目的:中・深層生物調査
  • 担当:唐亀 ・ 北田


きのう 24日、久しぶりに地に降り立つ私。陸揺れは無いものの、やや膝にご負担が・・(御高齢?)。
久しぶりに地上波テレビを見ました。
船内にテレビは御座いますが、通販が多くて・・・。
でも、実は興味アリアリな唐亀です。

できょうのお話であります。現在、相模湾にて作業中であります。
なんだか、今までと環境が変化しています。
調査は日が高いうちにはじまりました。中層の深海魚とかエビって夜になると浅いところに浮上してくるんですが、シンカイエビさんたちは採集できました。
そんな中、採集したヨコエソの頭に寄生虫が着いてました。もの凄くひかれましたが、宿主が虫の息でした。
悲しいかな。


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK07-06「よこすか/IONESS」による相模湾~小笠原 中・深層生物調査

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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