2009年10月31日

インド洋(3)航海日誌No.3

  • 期間:2009年11月2日~11月18日
  • 場所:インド洋
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:根本


きょうはシンガポールからモーリシャスへ移動です。
エアモーリシャスの飛行機は天井からカラカラ音がしたり、離陸の時に焦げくさかったりとなかなかの飛行機でした。着陸した時も乗客から拍手があがっていていたのはちょっと怖かったです・・・ 。
普段は???
・・・ とりあえず無事についてラッキーです。

モーリシャスはアフリカの東側にある小さな島です。
外国からは主にリゾートで訪れる場所ですね。
私たちが泊まるホテルも立派なホテルで、フロントには池があり錦鯉が泳いでいました。
部屋も綺麗で近くには綺麗なお店やカジノがあり、まさにリゾートっといった感じです。
大きな道を挟んで向こう側はまさに現地の方の生活区となっていて、とても生活感があふれていて、こういう場所の方が“外国”といった感じで良いですね。
物価は思ったより安くないですね、マクドナルドのビックマックセットが 540円といったところです。

それにしても日本車が多いです。なんでこんな遠いところでこんなに日本車があるのか不思議なくらいです。
しかも改造車が多く、車高を低くしたり太いマフラーを付けたりしている車も目立ちます。
日本の自動車産業の世界への広がりってすごいと感じます。

あしたはついに乗船です。

街中を歩く研究者街中を歩く研究者

ポートルイス港に停泊するよこすか (C)JAMSTECポートルイス港に停泊するよこすか (C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK09-13「よこすか/しんかい6500」によるインド洋深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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