2013年11月07日

豊潮丸~瀬戸内海(1)

  • 期間:2013年11月5日~11月8日
  • 場所:瀬戸内海
  • 目的:広島大「豊潮丸」瀬戸内海航海ヒクラゲほか調査
  • 担当:足立
調査採集したヒクラゲ調査採集したヒクラゲ


日中は 3地点ほどでドレッジ採集を行い、夜間がクラゲ採集タイムです。
昨夜は1時間半の睡眠時間以外は、船べりで番をしておりました。
乱舞とまではいかないものの、良いペースで現れ、今朝の7時までにヒクラゲを 10個体を採集することができました。
その他、ヒトモシクラゲ、カラカサクラゲが大漁です。
広島大の学生さんたち4名を中心に、いろいろな方々の参戦の成果です。
何度見ても、この、世界最大級の立方クラゲが緑の光(豊潮丸の集魚灯)の中を悠々と泳ぐさまはめちゃめちゃカッコいいです!
今回は、そのようすを映像におさめ、そして、受精卵採取を目的としています。

さて、この航海で毎回楽しみなのが、さまざまな研究者とお話ができることです。
今回も、コペ屋さん、ゴカイ屋さん、ユムシ屋さん、ギボシムシ屋さん、そしてクラゲ屋さんが、呉越同舟?世界が広がります!


広島大学「豊潮丸」よる大型クラゲ類及びアミ類の分布調査航海

クラゲサイエンス

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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