数年前の皆既日食で有名になった悪石島の東沖で、プランクトンネットを曳きました。
1つめは、VMPS(水深ごとに分けて採れる垂直曳き)です。
実際に採集装置を動かしてくださるのは船員さんたちですが、どの水深まで下ろすか、スピードはどのくらいかの決定や、ネットを閉じる信号の送信などは、船内から研究者がおこないます。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。