みなさんこんにちは!航海が始まりますよ!
今回の航海はきょうから1週間の予定で、調査海域は鹿児島湾周辺、航海日誌は私 八巻がお送りします。
乗船するのは、先日の杉村トリーターと同じ、JAMSTECの東北海洋生態系調査研究船「新青丸」です。
本日は乗船日のため、乗船地となるJAMSTEC横須賀本部へ向かいました。
到着すると、岸壁には今回乗船する「新青丸」がとまっています。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)KS-20-2 新青丸/ハイパードルフィン 「コノハエビはポンペイワームを超える? ~鹿児島熱水噴出域産コノハエビ類の高温耐性に関する研究」を目的とした調査航海
新江ノ島水族館は、JAMSTECと深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています