2023年02月04日
トリーター:花上

花上、相模湾を食す。Part.13

みなさん、こんにちは!
寒すぎてつらい季節となってきました・・・。

前回の日誌では、今年の抱負を発表しましたね!
そしてその中で、「3月まではかなり厳しめ・・・」と書きました!

・・・予定通り、厳しめな感じが続いております!!(笑)
朝は気温氷点下が当たり前・・・釣りに行くにも勇気が必要です・・・。

ちなみに! 気温は氷点下ですが、海の水温はどれくらいだと思いますか?
意外と想像できないですよね。
今回はせっかくなので(魚が釣れないので)、海水温のお話をしてみます。

海水温はもちろん季節によって変化しています。
また、浅い海or深い海、流れのある場所orない場所、砂場or岩場など多くの要素が関わってきます。
今現在の相模湾内の海水温は 15~ 16℃前後。 これは一年を通して最も低いくらいです。

では、ここから夏までに、いったい何度まで上がるのか・・・。

最も海水温が高くなるのは 8~ 9月辺りです。
海水温は 27℃前後まで上昇します。 つまり、ここから海水温は 10℃以上も上がるのです。

これだけ水温に変化があれば、当然そこにすむ生物も変わっていきます。

僕は、基本的には「ブリ」や「カンパチ」といった「青物」と呼ばれる回遊魚を中心に釣りをしています。

左:ブリ/右:カンパチ左:ブリ/右:カンパチ

「回遊」魚といわれるくらいなので、当然魚たちも自分たちの適した環境を求めて、大海原を自由自在に回遊します。
適した環境とは、餌となる小魚が豊富であったり、繁殖に適した地であったり、生活しやすい水温の海域であったり・・・。
そして、この魚たちの居場所を知るために、僕は日々水温をチェックしているのです!
例えば・・・
大雨の後で川から冷たい水が大量に流れてきている時 → 川から離れており、外洋からの流れが入ってくる場所へ!
みたいな感じです!!
特に青物が本格的に釣れ始める 6月ごろは、雨も降りやすくなっており、これを少し意識するだけでも釣果に差が出てきます!

・・・釣りってとっても奥が深いんです!
そして、雨の日も風の強い日も通い続けて、ようやく釣り上げた魚は、最高に美味しいものです!!!
みなさんももう少し暖かくなってきたら、ぜひ自分で釣り上げた魚を食べてみてください!

僕も美味しい魚たちをみなさんに紹介できるよう、寒さに負けずに引き続き頑張ってまいります!


バックナンバー
花上、相模湾を食す。Part.1
花上、相模湾を食す。Part.2
花上、相模湾を食す。Part.3
花上、相模湾を食す。Part.4
花上、相模湾を食す。Part.5
花上、相模湾を食す。Part.6
花上、相模湾を食す。Part.7
花上、相模湾を食す。Part.8
花上、相模湾を食す。Part.9
花上、相模湾を食す。Part.10
花上、相模湾を食す。Part.11
花上、相模湾を食す。Part.12
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